【世界一わかりやすい】プログラミングの三つの基本処理
こんにちは、プログラミング教室のiTeenです。
今日はプログラミングの基本となる三つの処理、①順次処理、②分岐処理、③反復処理についてお話したいと思います。
何やら冒頭から難しいことを言い始めたな…と思われたかもしれませんが、名前が難しいだけで中身は簡単です。
世界一わかりやすく説明したいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【①順次処理】
文字通り、上から順番に処理を行うことです。
「朝起きて」⇒「電車に乗って」⇒「会社に行く」
こういった私たちの毎日のフロー(流れ)も順次処理です。
スクラッチ上だとこうなります。
組み合わせたブロックが上から順に実行されます。(一番上の黄色いブロックはスクラッチでプログラムを組む上で必ず最初に置くスタートブロックです)
たとえばこの順番を間違えて組んでしまうと…
「電車に乗って」⇒「朝起きて」⇒「会社に行く」
というメチャクチャなことが起きてしまうわけです。
このようなことが起こらないよう、iTeenに通い始めた生徒さんにはまず「機械への命令は上から順番に実行される」という基本の基本を学んでいただきます。
【②分岐処理】
「条件分岐」などともいいます。うっかり寝坊してしまった場合、朝のフローが変わることもありますよね。先ほどのフローに朝ご飯を食べるか諦めるか判定する処理を加えてみましょう。
このように、条件によってフローが道路のように枝分かれするので「分岐」と言います。
どうでしょうか。
分岐処理を覚えると、プログラムの幅がグッとひろがるのがお分かりいただけたかと思います。
スクラッチを触っていて「おもしろい!」となるのはこのあたりからです。
スクラッチではこういったブロックを使います。
【③反復処理】
「ループ処理」「繰り返し」などともいいます。先ほど挙げた「朝ご飯を食べる」という動作を少し細かくしてみましょう。
「おはしでご飯をつまんで」⇒「口に運んで」⇒「30回噛んで」⇒「飲み込んで」⇒「おはしでご飯をつまんで」⇒「口に運んで」⇒「30回噛んで」⇒「飲み込んで」⇒・・・・・・
以下、お茶碗の中身がなくなるまでエンドレス。普通にブロックを並べれば床につくほどの長さになるでしょう。私なら泣きます。
根性のあるお子様は床につくほどのブロックを並べようとされるのですが(これを「力技」と呼びます)我々は大人なのでもっと簡単にこのプログラムを作れることを知っています。そう、「反復処理」―――――。
スクラッチではこういったブロックを使います。
習い始めの生徒さんは一番わかりやすい「ずっと」から覚えますが、より本格的なプログラムを組む場合は右端の「〇まで繰り返す」を使います。
さきほどの朝ご飯の例でいうと、「ずっと」を使ってしまうと永遠に同じ動作(便宜上「咀嚼」と呼びましょう)を繰り返すので、永遠に会社に行けません。
「10回繰り返す」だとごはんが残っているかどうかに関わらず、10回きりしか「咀嚼」できません。
「<>まで繰り返す」ならループを抜け出す具体的な条件を入れられるため、「<ごはんがなくなる>まで繰り返す」という過不足ないプログラムが作れるというわけです。
ここまでプログラミングの基本的な三つの処理についてお話ししました。プログラミング学習がなかなか知的な学びであることがお伝えできていたなら何よりです。
「順次」「分岐」「反復」これらはいわばプログラムの「骨」であり、ここに肉付けをしていくことで、多彩なプログラムを作ることができます。
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